スポンサーサイト

 --------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)
タグ :

『クリプトグラフ』インド公演日誌

 2009-01-14
マレビトの会『クリプトグラフ』インド公演 日誌1

1月11日~20日までの10日間、マレビトの会『クリプトグラフ』の上演のため、インドのデリーとラクナウの2都市を訪問中です。


2009.1.11(sun)
関西国際空港よりタイ国際航空にて、バンコク経由でデリー入り。丸一日かけての移動。現地時間夜遅くの到着となり、デリーの空港では高価な物品ということで、舞台に使用するプロジェクターの持ち込みに苦労する。
空港から約40分のところにあるホテル、デリー市内中心部の4つ星ホテル「Hotel Janpath」に到着。


2009.1.12(mon)
お昼頃から全員で劇場の下見へ。
今回は、National School of Drama(インド国立演劇学校/略称NSD)が主催する国際演劇フェスティバルへの参加となり、上演は、NSDを中心に市内7カ所の劇場で1月8日~19日の12日間、連日行われている。マレビトの会の会場に選ばれていたのは、NSDの敷地中にある3つの劇場のうち、収容人数350席のプロセニアムの劇場「Abimanch Theater」。ちょうど2007年にカイロで同作を初演した際の劇場にも似ていて、そのときの雰囲気を思い出しながら、新しいデリー版の再演に挑む。
その日の演目のスタッフや俳優が仕込みをする中、主に客席からの見学。その後、テクニカルスタッフとのミーティングを持つ。舞台・音響・照明・映像のそれぞれのチーフと日本からのスタッフによる綿密な打合せができ、一同ほっとする。今回の事前のやりとりでは、インド式(?)なのか、ぎりぎりまで劇場の情報が届いて来なかったので、心配する部分も多かったが、実際に顔をみての打合せでは、インドの信頼できるスタッフ陣が待ち構えていた。
夜にはNSDから少し離れたところにある「KAMANI Theater」で、スイスからきていた演目『La Premire Fois』(Theater en Flammes)を観劇する。スイス人の俳優とインドの俳優による共同作業によって作られた作品で、個々人の日常の中で見つけたストーリーやフレーズ、動きを音の重なり合い方を意識しながら舞台を展開。フランス語、英語、ヒンディー語が混じり合った舞台で、俳優の動きが限られていたせいもあってか、リーディングのような趣きを感じさせる舞台だった。

デリー劇場を外から
★デリーの劇場外観

ブックストア
★NSD敷地内のブックストアではプログラムや関連グッズが売られる

パネル
★ロビー内の公演パネル



2009.1.13(tue)
午前中に演出・松田と制作・森で、デリーにある国際交流基金を訪問。今回のツアーに関して渡航費の助成をいただいたり、また、インド事務所のスタッフの方には、事前にNSDにコンタクトをとってもらったりと、とてもお世話になった。インドやデリーに関する情報や、NSDの活動についてなど、お話を伺う。
午後には、俳優はNSDの中にあるスタジオ(通常は教室として使われている部屋)で稽古。スタッフは稽古場付きと美術となるタワーの制作班に分かれて作業。現地で作ってもらうようオーダーしていたタワーは、まだできておらず、この日に現地の道具の皆さんと一緒に作業を行う。
一旦、ホテルに戻って休憩の後、夜の公演を観劇。私たちと同じ劇場「Abimanch Theater」で行われる『Black Tie』(Rimini Protokoll)を観る。その作品で、舞台を進行する主役の韓国系の女性は、プロの俳優ではなく別の職業(ライター)を持つアマチュアの俳優で、彼女自身の実際の半生を、映像や音楽の生演奏を取り入れながらドキュメンタリーとして語って行く。ソウルで捨て子であった彼女がドイツの一家庭に養子として移住することとなり、二十歳を超えて、生まれた土地を再び訪れるまでの物語。
このリミニ・プロトコルの作品は、3月にマレビトの会が東京で上演をする「フェスティバル/トーキョー」に別の演目で参加することが決まっている。3月東京での作品も期待したい。
そして、その終演後、アフタートークの終了を待って、夜23時からの仕込み開始。エジプトの初演と同様、前の晩も同じ劇場で上演が行われているため、仕込みはその作品のバラシが終わってからの深夜仕込み。ハードスケジュールの中、美術や小道具の配置チェック、音響・映像仕込み、照明の仕込みとシュートまで、現地の優秀なスタッフに支えられながらも、一通りの作業が終わったのは、明け方となった。

デリー客席
★デリー劇場の舞台から客席の眺め

デリーオペ
★デリー劇場のオペブースから舞台の眺め


                                   (制作・森)
タグ :
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://marebitonokai.blog118.fc2.com/tb.php/49-ea50d0a7
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。