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『クリプトグラフ』インド公演日誌

 2009-01-18
マレビトの会『クリプトグラフ』インド公演 日誌2

2009.1.14(wed)
午前中から再び劇場へ。場当たりやランスルーを行う中、その合間を縫って演出・松田のもとに、次々とNSDの学生やマスコミのインタビューや取材の人が訪れる。学生の何人かは、フェスティバルのドキュメンテーションを行っており、作品に関する質問やリハーサルをみての感想などを記録していた。また急遽、インドの国営テレビ局と民放テレビ局の各1社ずつからの取材申し込みがあり、ニュース放映のための収録を行った。作品についてやフェスティバルの印象から、日本のハイテク技術が舞台作品の中でどう生かされているか、という質問まで、短時間で様々に繰り広げられた。
開場直前まで調整や準備に時間をとり、21:30開演。350席の客席はほぼ満席で、立ち見客も出るほどとなった。途中で席を立つお客さんがいたものの、終演後は多くの観客が残り、演出家への質問や感想が大勢寄せられた。NSDの学生を中心に、NSD学長のAmal Allanaさんやフェスティバル・ディレクターのAnuradha Kapurさんから絶賛の言葉をいただけたことが、何よりだった。作品の中身や作品の意図についての質問が後を絶たず、AmalさんとAnuradhaさんの意向で、翌日に演出家と学生のトークセッションを行うことが決定した。
約1時間でバラシを済ませ、一同ホテルへ。この日はホテルでの打ち上げとなった。

正面
★劇場外には本番の日に花が飾られる

デリー本番前
★デリー本番直前の様子


2009.1.15(thu)
この日はツアー中、唯一のオフ日。各々ゆっくり休んだり、観光に出かけたり。
12時からは、急遽決まった学生とのトークセッションに、演出家と制作が参加。学生からは、作品の意図や創作過程について、俳優とはどのようなやりとりをしているか、具体的にどこどこのシーンの意味は何か、等々、様々な質問が投げかけられた。約1時間半のトークセッションの後、学生や教授、国際交流基金のスタッフの方らと食事をしながら、引き続き意見交換などが行われた。
この日はNSDで地元新聞社1社の取材を受ける。
夜には、仕事の事情で俳優のF.ジャパンが日本に一足先に帰国。次の公演地ラクナウでは、F.ジャパンのいない6名の作品を作り直し発表を予定。全員揃っての公演ができないことが残念でもあり、また致し方ない別バージョンの『クリプトグラフ』にも期待しながら、F.ジャパンを空港まで見送る。

TV取材
★TV局取材の様子

トークセッション
★公演翌日の演出家と学生のトークセッションの様子

新聞取材
★新聞社取材の様子




2009.1.16(fri)
早朝5時半にホテルロビーに集合して、次の公演地ラクナウに国内線移動。
NSDのフェスティバルでは、デリーでの開催のほか、毎年地方でも、デリーと比較すれば小規模ながら、同フェスティバルを同時開催している。ラクナウはデリーから約300km離れた小さな町だが、ウッタル・プラデーシュ州の州都で活気のある町。デリーよりも緑が多く、牛が車道を歩いたり、のんびりとしたムードもあり、イスラム教徒の多い町ということでコーランも聞こえてくる。
到着したその日に劇場の下見とテクニカルミーティングを終え、翌日からの稽古と仕込みに備える。心配していた美術のタワーは、デリーから陸路で翌日までに送られてくることとなった。ラクナウの劇場「Sangeet Natak Akademi Auditorium」は、予想していた以上に間口も高さも大きな劇場であったため、急遽美術で使用するワイヤーや照明のケーブルの調整が必要となった。

ラクナウ劇場
★ラクナウの劇場外観

ラクナウ外観
★劇場外には屋外ステージも



2009.1.17(sat)
お昼前から劇場入りし、15時まで同じ建物の地下にある小劇場での稽古(どちらかというとこちらの小劇場の雰囲気の方が『クリプトグラフ』の上演には合っているのだが・・)。その後、デリーから無事届いたタワーの再調整やテクニカルのチェックを行う。
一旦ホテルに戻り、夕方から何名かは、ラクナウの別の劇場で行われているフェスティバル参加作品『Aao Saathi Sapna Dekhen』というヒンディー語の作品を観劇する。地元でも人気のあるカンパニーのようで、お客さんは超満員、外には野外スクリーンでの中継が出るほどだった。生演奏の音楽劇で、インドならではの歌と踊りをたっぷり取り入れた作品だった。
そして23時からは、再びの深夜仕込み。デリー同様、美術や小道具の配置チェック、音響・映像仕込み、照明の仕込みとシュートを行う。こちらも明け方近くまでの作業となった。

タタキ
★美術のタワーはデリーで作ったものを陸路で移送することに。ラクナウでの再調整を行う。

                                   (制作・森)
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